香川本鷹とは
丸亀沖に浮かぶ島々を中心に活躍した塩飽(しわく)水軍が、朝鮮出兵の際に豊臣秀吉から戦利品として拝領されたと伝えられる幻の唐辛子です。現在丸亀の生産農家はわずか一軒。塩飽諸島の手島(てしま)で大切に育てられています。
外国産とは「香り」が全然違います
大きさは7~8cmくらい。普通の唐辛子と比べるとかなり大ぶりです
雨が少ない瀬戸内は唐辛子栽培に最適。国内最高品質とされています
一度は途絶えた幻のトウガラシ
香川本鷹は昭和初期には塩飽諸島で盛んに栽培され、海外にも輸出されるほどでした。しかし安い輸入品におされて徐々に少なくなり、昭和50年代には途絶えていたと思われていました。ところがその香川本鷹の種がたまたま保存されていて、塩飽諸島で復活させようと復活プロジェクトが発足したのが平成18年。香川本鷹は30年以上のときを経て蘇った、まさに幻のトウガラシなのです。
現在丸亀で唯一の生産農家である高田さん一家
塩飽産香川本鷹を使用した商品。全て国産材料を使っています