丸亀おいりとは
原材料はもち米と砂糖。ふわっとした軽い食感が特長の餅菓子で、主に香川県の西部で結婚式の引き出物として使われています。その鮮やかな彩りと可愛らしい丸い形が人気となり、新しい香川県のお土産品としても注目されています。
![丸亀おいり](images/oiri01.jpg)
化粧箱に入れて引き出物として贈られます
![丸亀おいり](images/oiri02_1.jpg)
嫁入りの挨拶でご近所には袋入りのおいりが配られます
![丸亀おいり](images/oiri02_2.jpg)
軽くて値段も手頃。ちょっとしたお土産に最適です
丸亀が発祥のおいり
丸亀初代藩主・生駒親正公の姫君のお輿入れの際、お百姓のひとりが5色の餅花を煎って作った「あられ」を献上したのが「おいり」の始まりとされています。この5色のお煎り物はやがて「おいり」と呼ばれるようになり、婚礼のおめでたいお菓子として広く知れわたるようになりました。
![おいり製造工程](images/oiri03.jpg)
![おいり製造工程](images/oiri04.jpg)
四角に切った餅を天日で干したものが、おいりの原材料となります
![おいり製造工程](images/oiri05.jpg)
加熱すると丸いおいりの形に。加熱と乾燥具合の見極めを誤るとキレイに膨らまないそうです
![おいり製造工程](images/oiri06.jpg)
色ごとに着色、後で混ぜ合わせておいりが完成します