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奥ゆかしき丸亀城

奥ゆかしき丸亀城 丸亀うちわ

伝統工芸品である「うちわ」。デザインは、ちぎり絵で作成された「丸亀城」無二な「丸亀うちわ」です。
うちわの型は、可愛らしい「小判」。
扇ぐのもヨシ、手元に置くのもヨシ、飾れば丸亀を感じられる愛される一品です。

製作(生産)工程(スケジュールなど)

  1. 毎年10月~2月頃までの真竹を採集。
    (昔より、この時期の真竹が良いと伝わってます。)
  2. 制作数においては、注文数により作成に入ります。
    (完成日数においては、作品印刷・印押印、骨、貼り、完全乾き等、全ての工程日数は、季節に応じて違いますが、約一ヵ月前後程になると考えます。)

当事業を始めるきっかけ

様々な出会い、タイミングが「ガチャン」と合わさり、浮嵯(うさ)は、「丸亀うちわ」の技術研修を受講させて頂くことが可能となりました。研修中、毎日毎日「竹」に触れる事で植物の魅力と不思議、「うちわ」の美しさに魅了され、「あおぐ風」の魅力に取りつかれるとは、想像もしていませんでした。2024年◍みどりのえがお「丸亀うちわ」の世界に小さな一歩足を踏み入れました。
その後、丸亀ブランドセレクションを知り、素晴らしい伝統工芸品を様々な方々に知って頂きたいと強く思い申請応募、『丸亀うちわ:赤しし舞/ブランド認定「第2号」』が認定となりました。
その後も継続し作り伝えて行くことで、認識が高まると考え『丸亀うちわ:奥ゆかしき丸亀城』を申請、認定を受けることが叶いました。

作り手の楽しみ/苦労

丸亀うちわ「骨・貼り」担当/「浅野 貴徳:うちわ伝統工芸士」
一年の内、丸亀うちわの命である真竹の採集は、昔より数カ月です。
昔は、沢山あった真竹も、段々採集も難しくなりつつあります。ただ竹を採集するだけでなく、その後も美しい竹が育つように、周りの環境を整えて行く作業も大変ですが、より良い竹が生育するように命を吹き込むように思いを込めます。苦労でもありますが、楽しみでもあります。毎年、竹の対面(採集)に思い焦がれます。
「竹を見つめ、竹を感じる」
竹は、自然からの贈り物。同じ竹の種であっても、一つとして同じ竹はありません。
そんな竹をいつも「真摯な姿勢」で向かい合います。
一瞬一瞬の時は、竹と僕だけの無言の秘める愛おしい時間です。
毎年何千本もの「竹うちわ」を作っていますが、まだ、自分が良しと思う「うちわ」が出来上がった事がありません。
いつ、自分が「良し」と思うものが、出来るのかが、楽しみでならないのです。

「デザイン」担当/浮嵯(うさ)
奥ゆかしき丸亀城の作品は、ペーパーコラージュ(ちぎり絵・貼り絵)で作成しています。あらゆる紙、素材を細かく手で千切り、貼っていきます。
小学生の時教室から眺めていた丸亀城。とても近くに感じ、時折、「踊り出すのかな?」「喋りだすのかな?」と長時間眺めている時も多くありました。そんな丸亀市のシンボルの一つである丸亀城を表現しました。
イメージを固めると、時も何も感じない。完成画は、脳に焼き付いているので、ただそれにのせて行くだけ。その時間がとてつもなく、楽しい。完成に近づくと切なくなります。そんな気持ちの変化も面白く楽しい。

奥ゆかしき丸亀城 丸亀うちわ

将来の展望

伝統工芸品である「丸亀うちわ」自然素材「国産真竹」を守ります。昔は沢山採れていたでしょうが、現在は、素材を採取するのも中々難しくなりつつあります。「丸亀うちわ」を伝えるだけでなく、自然に目を向ける、山に目を向けるキッカケになることも、期待しています。
これから、次に向け新たな「丸亀うちわ」作成に臨み継続的に打ち出していきます。
次は、飯野山(讃岐富士)など、丸亀市の「らしさ」と「美」伝えて行く役割を果たしていきます。
作品(題材)に応じて、売上の一部を「丸亀城:復旧」「飯野山(讃岐富士):自然環境の保全」に役立て頂けるよう、取り組んでいきたいと、考えています。

奥ゆかしき丸亀城 丸亀うちわ

その他PR事項

「自然の特性を見極めた、自然の神秘の丸亀うちわ」
便利な世の中から、さらに便利すぎる世の中になる事で、人間に備わっていた「五感」が鈍くなりつつあると感じています。昔は、暑ければ「扇ぐ」から、現在は、「スイッチ行為」、本を「めくる」から、「スクロール」に変化。人間の行為が主で強弱、思いを動作に変える機能が無くなりつつある中で、「丸亀うちわ」に触れることで、「五感が甦る」。
扇ぐという動作(行為)が脳の動き、感情(氣)のコントロール調整にも役に立ちます。
「便利すぎる世の中」から、いかに「不便利な世の中」を生きていくことが、これから大切になり、生きていく力にもなって行くでしょう。
「扇げば涼、飾れば美・丸亀うちわ」

商品および販売先

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