団扇(うちわ)もある、ある!
「丸亀」のもう1つの象徴は、街の名産品「丸亀うちわ」です。生産量は年間約8300万本、全国シェアは90%にものぼります。
特に竹製の伝統的なうちわは全て手作業で作られており、その「職人の技」はまさに一見の価値アリ!1本の竹が見る見るうちにうちわに生まれ変わっていく様は、思わず「おぉ~」と声が出てしまいます。
ところで、なぜ丸亀でうちわ作りが盛んになったか、分かりますか?
その答えは金刀比羅宮(ことひらぐう)。通称「こんぴらさん」です。
お伊勢参りと並んで「こんぴら参り」が庶民の憧れであった江戸時代、そのお土産品として作られたのが「丸亀うちわ」の始まりと言われています。それが丸亀の地場産業として発展した・・・というワケです。
朱赤に丸金印の渋うちわ。いかにもこんぴら参りの土産です。
うちわ作りの実演もしています。(うちわの港ミュージアム)