むかし団扇⑤~試作準備Ⅱうちわ大きさ決定~ 

形…上品な雰囲気のある玉子型、骨…高級感のある小割、大きさ…決まっておらず。

【うちわ大きさ決定】
事務所でコピーして作った60~120%に縮拡大した絵図を早々に三谷さんのところに持参しました。
大きさを検討です。三谷さんも市立資料館に足を運び、昔のうちわを参考に、大きさの型紙を作ってくれていました。
絵が途中で切れてしまわないように、使いやすい大きさは?など、
そんなことを念頭に決めました。
DSC_0095

資料の等倍の大きさである、縦横約24センチで、玉子型に。
型紙の大きさは一番長いところで縦28センチ、横24センチ。絵もギリギリ収まります
これで本格的な竹の準備をしてもらえるように。
第1段階突破かな~。

この玉子型の大きさ、形。まだ丸亀にはない形だそうで。丸亀のものはもうちょっとコンパクトだそうです。
団扇には中万月や大万月、小判など大きさ形によってネーミングがついていますが、このむかし団扇にしようとしている型には名前がなく、「つけてもいいんですよ」と。
「そうなんですね~」。「もしもつけられるなら付けたいなあ」。

IMG_4334 IMG_4333

【紙の印刷の仕方】
試作品の貼りの準備のため、等倍で準備していたコピーの絵図の紙をお渡しすると…。
「この印刷の仕方は縦紙ですね、横紙で印刷お願いできますか?」
???

早速準備し直します!!うちわに紙をピンと貼るための工夫だそうです。縦だとゆるみが出るそうです。

上記写真が横にコピーし直したものです。(N)